ベネズエラ チャベス大統領死去
石油大国のベネズエラの大統領が死去してどうなるのか?
以下記事抜粋 全記事は↑でお読みください。
58歳だった。
チェベス大統領は2011年に癌を発表してからずっと闘病生活をしており、体調が思わしくないというのは誰もが知っていた。
それでも2012年10月には大統領選で4選を果たしたのを見ても分かる通り、ベネズエラでは圧倒的な支持を集める人物でもあった。
チェベス大統領は2011年に癌を発表してからずっと闘病生活をしており、体調が思わしくないというのは誰もが知っていた。
それでも2012年10月には大統領選で4選を果たしたのを見ても分かる通り、ベネズエラでは圧倒的な支持を集める人物でもあった。
2002年、チャベスは処刑される寸前だった
ベネズエラを見るとき、真っ先に知らなければならないことは、この国が中東諸国と同じく巨大な石油埋蔵量があるということだ。サウジアラビアを超えて、世界最大の石油埋蔵量なのである。
だから、アメリカはベネズエラを直接的な影響力を行使していたし、ずっとベネズエラを植民地化するつもりでもあった。それを覆したのがチャベス大統領だった。
チャベスは大統領になった瞬間に石油利権を取り上げて、なんと国民に富を還元し始めた。
アメリカはまず最初にマスコミを掌握する
アメリカのやり口はだいたいどこの国でも似通っている。まず最初に国民の洗脳装置であるマスコミを掌握する。
そして、マスコミを通じて、アメリカに批判的な政治家を徹底的に糾弾して世論操作を行う。
つまり、反米の政治家は常にマスコミによってネガティブなイメージを流されるのである。スキャンダルを暴かれ、言動を批判され、執拗に嘲笑され続ける。
そうやって、アメリカは各国の反米政治家を排除し、親米政治家だけが生き残るようにコントロールする。
国民はマスコミが常にアメリカが掌握しているということは気がつかないから、マスコミを通じて反米政治家を嫌いになっていく。しかし、それがアメリカの意向だとは気がつかない。
ベネズエラでも反チャベス派はマスコミに集結し、徹底的にウゴ・チャベスを批判し続けた。
ところが、チャベス大統領はマスコミがかすむほどの発言力があり、実行力があった。
チャベスが出現するまでベネズエラは完全なる格差社会であり、アメリカの石油企業と結託した資本家が国内の富を独り占めにして、貧困層を弾圧するような国だった。
しかし、チャベスは石油の利益を社会に還元し、教育を無料にし、医療費も無料にし、事情のある国民には食費も無料にするという思い切った政策を取ったのである。
これによって大多数の貧困層は完全にチャベス支持に回り、マスコミ自身が国内で孤立する状態になった。
恩恵を奪われた国民は政府に強烈な不満を持つ
チャベス大統領が癌に侵されても4選を果たした理由はここにある。
国際世論の中で、多くのマスコミはチャベスの政策を「ばらまきだ」「ポピュリズム(大衆迎合)だ」と批判し続けた。
しかし、ウゴ・チャベスの特異だった点は、この男は本当に国民に誠意を持って尽くし、貧困層の救済を使命だと思っていたことである。
これほど自国民に誠意を持って接した行動力のある政治家は珍しく、本来であればそれこそノーベル平和賞を受賞してもいいくらいの純真さを持っていた。
しかし、もう終わった。
ウゴ・チャベス大統領は2013年3月5日に死去し、ベネズエラの国民は取り残された。
これから起きるのは、アメリカが14年間も失っていたベネズエラの支配権を取り戻す動きである。まずは、石油利権を取り戻すために、ベネズエラに対して多くの仕掛けがなされていく。
ウゴ・チャベス大統領は2013年3月5日に死去し、ベネズエラの国民は取り残された。
これから起きるのは、アメリカが14年間も失っていたベネズエラの支配権を取り戻す動きである。まずは、石油利権を取り戻すために、ベネズエラに対して多くの仕掛けがなされていく。
石油の利権を取り戻すというのは、すなわち現在は国民に還元されている富を、今後はすべてアメリカの石油資本が取り戻すという流れになる。
そうなると、チャベス大統領が国民に与えていた数々の恩恵は、すべてオセロの白黒のようにひっくり返される。
そして、恩恵を奪われた国民は政府に対して強烈な不満を持つようになり、やがては国内がデモや暴動によって、さらに窮乏化する。
ベネズエラの最大の友好国であるキューバも、破綻寸前のアルゼンチンも含め、ここ数ヶ月内に大きな混乱が続出するのではないだろうか。
これから起きるのは、アメリカが14年間も失っていたベネズエラの支配権を取り戻す動きである。まずは、石油利権を取り戻すために、ベネズエラに対して多くの仕掛けがなされていく。
石油の利権を取り戻すというのは、すなわち現在は国民に還元されている富を、今後はすべてアメリカの石油資本が取り戻すという流れになる。
そうなると、チャベス大統領が国民に与えていた数々の恩恵は、すべてオセロの白黒のようにひっくり返される。
そして、恩恵を奪われた国民は政府に対して強烈な不満を持つようになり、やがては国内がデモや暴動によって、さらに窮乏化する。
ベネズエラの最大の友好国であるキューバも、破綻寸前のアルゼンチンも含め、ここ数ヶ月内に大きな混乱が続出するのではないだろうか。
http://4.bp.blogspot.com/-Ht_Cb5JDXVA/UTbbyj5juRI/AAAAAAAAUfw/PONnNgPB6-k/s1600/1112.jpg |
以上記事抜粋終わり
>>とうとうチャベス大統領がお亡くなりになりました。(TT)
チャベス大統領の死去を知ったのは、深夜、仕事から帰って来てから
パソコンを開いた時でした・・・。
ベネズエラの国民は覚醒しています。
この世界の1%の寡頭勢力の正体を知っているはずです。
どうか、この後もチャベス大統領の守った国を
守り続けて下さい。
必ずできると思います。
心より、チャベス大統領、御遺族、国民の皆様に
哀悼の意をささげたいと思います。
彼は真のヒーローであったと思います。
また一人、地球上のヒーローを失ってしまいました・・・。
私たち日本人もこの1%の寡頭勢力の正体を知ることが
平和への道だと思います。
日本の国民も皆が気が付いて欲しい。
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