自家製梅干し と、(おまけ)能面・・・。

 
23日、天草の実家へ帰りました。
 
雨でした。
 
こんな時期に実家に帰るのは、20年ぶりくらいじゃなかろうか・・・。もっとかもしれない。
 
お盆とお正月以外に帰ると、庭の植物が新鮮。
 
ぶどうがなってたし、今年は、トウモロコシが植えてあった。ヤマモモも実がいっぱい生っててびっくりした。いつからヤマモモがあるのか訊いてみたら、
 
「10年くらいかな~」という返事。
 
知らないはず。
 
季節により花が咲いたりして植物が四季折々かわるがわる違う様相を見せてくれるから、庭を散策するのが楽しみ。
 
一番驚いたのは、大賀ハス。ォォォオオ(・д・oノ)ノ
 
今年3年目だという。
 
去年初めて花が咲いたらしい。
 
いつが花が咲く時期なのかと聞くと、梅雨明けくらいだという。
 
・・・・・
 
花が咲いたら観に帰ろう・・・
 
ハスだから、どんな大きな池があるだろう思うかもしれないが、
 
直径40cmくらいの壺に活けてあった。笑
 
メダカが泳いでた。かわいい。(・∀・)
 
庭にはいっぱい植物があり、見てるだけで楽しい。
 
雨も降ってたから、植物が生き生きして見えた。
 
トマトもなってた。
 
植物と魚好きはまさしく、父から貰った性質。
 
食べるのも育てるのも好き。
 
つか、顔も髪も肌の質もなにもかも頂いている・・・。旅行好きも・・・。
 
頂いていないのが、やりつづけるという忍耐と根気・・・。それを頂きたかった・・・。。゚(゚´ω`゚)゚。ピー
 
 
 
めだかは、
 
父曰く、
 
「突然いなくなる時がある。死んだら死んだで死骸があろうけど、忽然といなくなる。不思議~」
 
瓶が直径40cmくらいだし、夏は煮えるのでは???
 
今はハスの葉もいっぱいで陰もあろうし、気温もそう暑くないけど、真夏は煮えてしまうと思うが???
 
死骸がないというので、鳥が食べてるのではないかと父は言うのだが?
 
そうかもしれないなぁ。
 
うちのベランダのイナゴも不思議だけど・・・笑
 
 
 
 
 
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自家製梅干しを頂いて来た。
 
添加物ナシの自家製梅干し。
 
10年物ということで、塩の結晶ができていたけど、貫禄の10年物。 笑
 
もちろん粗塩を使用ということで。
 
「一個はいっぺんには食べきらん(食べられない)もん」
 
と言っていた父。
 
食べてみると、非常にしょっぱい。
 
でも、子供のころに食べた梅ぼしそのもの。
 
梅干し好きの私は、市販の梅干しだと、5~6個、
 
ぺろっと食べてしまう・・・。
 
紀州の梅干しなど10個くらいへっちゃら。
 
でも、これで、それらが如何に減塩梅干しだという事がわかる。
 
ということは、防腐剤が入っているということ。あと、色素が入れられている物がほとんど。
 
物産館とかで、いかにも自家製らしく、自家製梅干しと銘打って打ってあるものも、原材料を見ると、なんやかやと書いてある。
 
本来の梅干しの原材料は”梅と塩のみ”のはずである。
 
本来の梅干しとはこれくらいお塩をいれないと、保存できないのだろうな~。
 
これは、一度に一個は食べられない。笑
 
おにぎりでも、そう言えば昔、母は、一個を三つくらいに分けて使ってた。一個丸ごとだとしょっぱすぎるからだろうな。
 
これが、精製された塩でつくられていると、毒だなぁ。そりゃ~病気になるわな~・・・。
 
しかも、精製された塩、つまりNaclは、とげとげしい塩味なのでかなりまずいだろうなぁ。
 
Naclは人体には毒です。
 
 
 
今回、紫蘇も入っているので嬉しい。ま、色がね、十年物という事で少々赤みがとれてるけど。
 
父は、今はらっきょ漬けを作ってるらしい。梅干しは今年は作らないと言ってた。
 
それにしてもマメだな・・・。
 
おばちゃん(父の妹達)が身体にいいからとくれたのがキッカケで、自分で作るようになったのだと言う。作り方はおばちゃんが教えてくれるのだろう。
 
マメだな・・・。
 
 
 
 
 
マメと言えば、
 
父は能面を打つ。能面は”彫る”とは言わず”打つ”というらしい。
 
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こんなんが、家には普通に飾られている。
 
ときどき変わるけど、ここ(玄関)にはいつもこれだなぁ。好きなんだろうか?笑
 
魔よけ??
 
 
これは、”はんにゃ”
 
これって、女性だと知ってましたか?
 
嫉妬に狂った女性をだそうで・・・。
 
怖いのぅ・・・・。
 
はんにゃは、角度を変えると悲しみの表情に変わるらしい。うつむくと、悲しい顔になるという。
 
すごい。
 
能面の写真集を見たのだけど、日本人ってやっぱり繊細。
 
微妙に違うこおもての数々。一応、それぞれ違うのだけど、その微妙な表情は、判別できないのではなかろうか?
 
日本人の私も、よくわからなかったりする・・・。私がちょっとおかしいのだろうか?
 
女性の面も、小娘から老婆や地獄の老婆やらいっぱい種類があるんだなぁ・・・。
 
般若の目や歯が金色なのは、もはや異次元の生き物となった表現であるらしい・・・。
 
平安の世に、異次元の感性があったというこになる。
 
男性のお面もあらゆるものがある。
 
 
  
 
 
 
 
 
 
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ちょっとわかりにくいけど、
 
ひとつひとつ、布でできた袋に入れられて棚に入れられている能面たち・・・。
 
ここは父がアトリエにしてしまった
 
元子供部屋。
 
この隣の部屋のクローゼットを開けると、
 
”こおもて” つまり、能面と言うと皆が思い浮かべる面・・・。
 
白塗りの女性の面がずら~っと並んでたのには、
 
昔驚いたもんだ。
 
今回もそ~っと開けてみると、変わらず並んでいた。
 
全部で135個くらいあるという・・・。
 
 
 
そんな中、これなんだ?
 
能面じゃないよな・・・・。
 
つか、お面じゃないな・・・
 
どっかで見たような・・・・?
 
 
 
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”阿修羅”
 
 
 
 
「数年前に流行ったろ?」と父・・・・。
 
たしかに、『阿修羅展』とかあった。
 
あれは流行ったと表現するのか?笑
 
 
「顔だけ?」というと、
 
「ば~~か、身体全部ならどんだけ大きくなるか・・・・」
 
と言われました。
 
 
ちっさい仏像とか、お地蔵さんとか七福神みたいなのはあるんだけど・・・?
 
 
 
 
手先が器用なんだな・・・。
 
これ見ると、
阿修羅って、アジアの若い男の子だなと解るね。しかし、インドというよりは、カンボジアとかミャンマーとかのような感じがするなぁ・・・。
 
初め見た時、
なんだ?このアジアのような彫り物は、誰だ?と思っちゃった・・・。
 
 
「一個、気に入ったの(能面)をあげる」というのだけど、
 
どれがいいかなぁ?
 
私はひそかに
 
”翁(おきな)”がいいと思っている 
 
 
 
 
 
 
 
梅干しのほかに
 
いくり(すもも)もいっぱいもらってきた。
 
すももは、冷蔵庫に忘れて来てしまった・・・。あ~ぁ・・・。