日本語の素晴らしさ


英語での授業を薦める方針があるようです。

英語が公用語としている企業がある昨今となりました。

私は、授業を英語でするなど、大反対です。

英語と日本語の語彙の数は比較にはならない。

数だけの問題でなく、日本語には言霊も含まれる。

子音主体の英語の発音と、母音主体の日本語では、脳の働きに大いに違いが出ると思っている。

日本人の繊細な感性は、言葉から産まれているかもしれない。




とても、素晴らしい記事だなと思いましたので、ご紹介します。

四十八茶百鼠

日本の伝統色 和色辞典


本を読んでいると、知らない漢字が未だに出でてきます。

まだまだ学習が足りません。

語彙を増やすには本を読むしかありません。

新しい漢字を知ることに大変に喜びを感じます。

それと同時に自分の知識の薄さにがっかりしますが。



英語をしゃべるなとは言いませんが、日本人として産まれ、第一ランゲージが日本語なのですから、

日本語を大切にして、日本人の感性は失ってはいけないと思います。

まず、非常に勿体ない。

世界に類例を見ない日本語を、産まれた時から学ぶ環境が整っているのです。

語彙の豊富さは、色を識別し楽しむ感性にもなるでしょう。

それは、味においても同じです。

日本食の味の繊細さ。素晴らしいです。

日本食は、味と一緒に、色彩や盛り付けなど目でも楽しみ、更には、器も芸術まで高めました。

日本人は、普段の食事に芸術品を普通に使っていたのです。

それは、何も将軍様や、武家などの階級だけではありません。

イギリス人の味覚には驚愕するほど、まずしいし、食の文化は最低です。

何故わざわざこんなにまずいものを作るのか?という感じです。

アメリカにおいても、彼らの味覚は、甘い、辛い、しょっぱい、苦いくらいしかないようです。

スイーツを試すと、アイスクリームも、クッキーも、ケーキも砂糖の甘さが際立ち、下品な物が多い。

日本人の口には合わないと思います。

日本人は幼いころから、出汁味で育ちます。

出汁も、カツオ、昆布、シイタケ、イリコなど種類も豊富。

更に組み合わせることいよっても、幾通りにも出汁味を調節できるのです。

そして、それを、食材と合わせれば、和色のように多岐にわたる繊細な味を作りだし、それを楽しむことができる能力を養います。

その能力は、さまざまな分野に活用されると思います。

海外に行きましても、日本食の素晴らしさは、各国で、今やブームではなく定着しつつあるのです。

しかも、ヘルシーです。

日本にずっといると、良さが判らず、

どうかすると、フレンチやイタリアンなどが、おしゃれと感じ、せっせと家庭でも作る主婦が多いにではないかと思います。

食べるなという意味ではありませんが、やはり、日本食で育て、そして、その上で、その他の食、食材を楽しんで頂きたいものです。

子供達の能力を、情緒もない西洋人のような脳にしたいのでしょうか?

日本を見直そう。