お勧め書籍 『ビッグ・ファーマ』 マーシャ・エンジェル著 アメリカの巨大製薬会社の真実 薬は本当に効くのか?カネを使ったコントロールと詐欺を暴露した本です。


イメージ 1

『ビッグ・ファーマ』 マーシャ・エンジェル著
The Truth About The Drug Companies



アメリカ巨大製薬会社が何をやっているか?
その高額な薬の正体は?
その高価な新薬は効くのか?
その薬の治験はどうやって、誰が行なっているのか?
その価格はどうやって決まるのか?

マンモス製薬会社と、政府、医師達、広告代理店のカネでのコントロールと詐欺。カネの亡者達。医師もカネでマンモス製薬会社の傀儡となり果てています。
これはアメリカの話のようですが、今、日本で処方される薬の多くはこのマンモス製薬会社のものです。
日本でも薬価がものすごく高騰しています。これは、アメリカのこの状態に連動して規制緩和されたせいです。小泉内閣時代です。
この本には、注釈に”日本では・・・”とありますので、日本の状況も書き加えてあります。

どの角度から見ても人々の為にすることなどない非道アメリカが、果たして人々を助ける薬など作れるのか?と思ってましたので、予想通りでした。一事が万事です。医療事情も先進国で最悪、
医療費も世界最高額のアメリが、
薬だけ人道的にするはずないですからね。

個人的に思うのは、これに巨大食品添加物業界と巨大食品業界が関わってきていると思います。薬の承認をするのは、FDA(米国食品医薬品局)という政府機関です。食品添加物も同じFDAです。
食品添加物の業界も巨大なカネを生み出していますし、食肉の薬品などにも関わってきます。農薬もそうでしょう。

この本は、人間の製薬会社にまつわる医師、政府、広告代理店のカネによるコントロールと詐欺を告発しています。彼らは病気も作っています。

一言でいえば、
国家あげての大犯罪です。
カネの為。
人を救う気など微塵もなし。


2005,11,10初版なので、かれこれ8年前の状況となってますが、アメリカではもっと前に出版されてます。内容は2002年までの内容となってますので、約10年前のアメリカの事情となるようです。
しかし、これが終わったわけではありませんから、現在にも繋がっているわけです。
今は、調べるに、精神薬の方にシフトし力を入れているようですね。精神科ならば、病気を作るのも簡単です。ADHDなどは有名ですね。発達障害や、多動性発達障害などと言いますが、医師がそう言えば一般人はそうだと信じるでしょう?
精神科は病気を作るのが他よりも簡単なんですよ。

そして投薬が始まり、それから病気になって行くのだと思われます。

心療内科が増えたのは10年ほど前からではありませんでしたか?それから、アスペルガーやADHDなどという病名が頻繁に聞こえるようになってきました。
マスコミも後押ししますから、特集番組が組まれ、人々をマインドコントロールしていきます。

最近では、某テレビ局のアナウンサーだった丸岡いずみうつ病だったとテレビで告白しました。うつ病の宣伝です。こういった番組は注意して見なければなりません。彼女はもちろん投薬されていますから、これからまた何かとニュースになるかもしれません。

精神科は巨大マーケットです。これにADHDなど小児が入りますから、これまでの成人病から、小児~成人までの精神科市場を開拓したという事でしょう。

TPP参加になれば、このシステムがもろに日本に入り込みます。
今でも日本で処方される薬はこ外資のものがほとんどです。日本の医師業界もほぼアメリカと同じです。
今のところ、アメリカに比べ、まだマシではあります。しかし、TPP参加で、グローバル化とやらで規制は撤廃され日本の国民が犠牲になります。もちろん国民保険もです。医療費と税金を二重に外資の薬品業界にごそっと持って行かれます。日本の冨も健康も外資に奪われます。

それでも、TPP参加推進派は参加することが正解と言うのでしょうか?
訊いてみたいです。

規制は強化すべきなんです。
小泉・竹中が改革と称して規制緩和したすべての規制を元に戻すべきなんです。